「新しい生活」で生まれる経済的な需要を考えてみたでござる 〜アフター•ウィズコロナ〜
自己紹介
拙者は大久後波亜句(パーク)でござる。
まず、みんなの自己紹介をするでござる。
私は花子,よろしくね!
拙者は名乗るほどのものでも無い。
通りすがりの落ち武者でござる。
ポスト・ウィズコロナのシナリオ予測
今回はポスト・ウィズコロナのシナリオをみんなで考えていくでござる。コロナへの影響は以下3Stepになっていると考えているでござる。
これよりここ最近は第3 Stepへの変換点だと考えているでござる。過去を振り返りながら話をしていくでござる。
Step 1 コロナへの「対処」(2020年1月〜5月)
Step 2 コロナへの「対応」(2020年5月〜8月現在)
Step 3 企業ベースでのコロナへの「適応」(2020年8月現在〜)
拙者はあれから戦場に行かず,拙者は家に篭っていられるので助かるでござる。
銭が少なくなってしまったのが問題でござる。
最終的にはどの企業が忙しくなるか,についてまで考えていきたいわね。
シナリオ
Step 1 新しい生活への「対処」:個人が主導(2020年1月〜5月)
まず,コロナに対しての「対処」を振り返るでござる。
そうね・・・私はテレワークをするようになったし,お客さんや同僚とも直接顔合わせをしなくなったわ!
そうでござるな・・・拙者もオンライン戦に移行したでござる。
お主達はテレワークをしてきたと言うことでござるな。
テレワーク関連銘柄といえば,「ソースネクスト」,「弁護士ドットコム」,「GMOグループ」が伸びていたでござる。
しかし今は「弁護士ドットコム」,「GMOグループ」は株価が上がっているけど,「ソースネクスト」はあがっていないのはなんでかしら?
「ソースネクスト」は自動翻訳機ポケトークの売上が伸びないからでござるな。
オリンピックが開催されていれば売上はすごいことになっていたことでござろう。
それと家で過ごす時間が増えたわ!旅行も行けないから,時間があると家で動画を見たりゲームをするようになったわ!
でもこのまま遊んでて良いのかな?って思う様にもなってきてるわ。
花子殿が言う様なエンタメについては,「任天堂」や「ソニー」が気になるでござる。
特に「ソニー」はプレステ5の販売を控えているのも期待するでござる。
学習関連も今後伸びていきそうでござる。
お主達が経験した様に「余暇の過ごし方」に変化が出て「時間をつぶす」ことに疑問を抱いた輩は自己研鑽を始めるでござる。
学習関連についてはオンラインに絞って探した方が良いでござるな。
Step2 新しい生活への「対応」:個人が主導 (2020年5月〜8月現在)
先ほどは「対処」について話をしたが,今度は「対応」について話をしていくでござる。
対応に関してだけど,お家のテレワーク準備として,マイクやディスプレーはすでに買ったわよ?
そうでござるか,では「テレワークが長引くようであれば必要になるもの」が今後の期待になりそうでござるな。
例えば,テレワーク用の机や椅子なんかもすでに買われているようでござるが,価格が高いから買おうか悩んでいる輩は多いはずでござる。
其れに加え残業が減ってお賃金が低下しているでござる。別の藩に入れてもらって副業を始めようかと考えているでござる。
と言うことは落ち武者殿の「余暇を収益化していくこと」がキーワードになりそうね!
ならば,「ランサーズ」,「クラウドワークス」などの副業プラットフォーム企業が候補でござるな。
登録者数がガンガン伸びていると言うからこれからも期待できるでござる。
副業は会社が許可しないといけないからすぐにとはならないけど,柔軟に対応できない会社からは良い人材が逃げていってしまうから,さらに人材の流動性も高まりそうね。
Step 3 新しい生活への「適応」:いよいよ法人が動き出す(2020年8月現在〜)
最後はこれからの経済について話すでござる。今まで個人の「対処」「対応」でカバーしてきたが,コロナの影響が大きくなってきたでござるから,企業が動くはずでござる。
拙者は「セキュリティ」や「保証」関連が今後伸びてくると考えているでござる。
お主の言うセキュリティに関してはテレワークでかなり問題になったでござる。
物理的なセキュリティとして,藩(会社)のデータベースに外部からはアクセスできなくするなどして,戦(仕事)にも影響したでござる。
なかなか個人では銭を回せないところだが,企業にとってセキュリティは死活問題でござる。
そう考えると,特に動きの遅い自治体(しかし規模が大きい)に対するソリューションビジネスが良さそうだわ!
業務効率化については「大興電子」や「ジャパンシステム」があるでござる。
「ジャパンシステム」は8月の決算発表であまり良くない結果を発表したから下がってしまったでござる。
しかし,契約への移行時差に鑑みるとこれからに期待するでござる。
おそらく1Qの黒字企業は,変動費の削減に成功した企業でござる。
しかし,ここから固定費にメスを入れなければ収益性の低下をカバーすることは難しいでござる。
となると事務所移転・・・シェアオフィス系の不動産も復活するはずでござる!
「ツクルバ」がシェアオフィス関連だわ!
大手なら東急不動産HDもやっていると言っていたから注視する必要があるでござる。
前回,話をした東急不動産HDのまとめを以下に載せておくでござる。
ツクルバのようなシェアオフィスの代わりともなる,郊外でのカフェ営業をしている「コメダHD」も要チェックだわ
次に人材についてでござるが,流動性の高くなる人材の確保が企業にとっては大切になってくるでござる。
組織を超えた輩の移動は間違いなく盛んになるでござる。そして雇用形態もここ数年で変わるはずでござる。
それを支援するプラットフォーム企業は伸びそうね!
人材といえばリクナビを運営している「リクルート」が本腰を入れたら強いでござる!
「転職」「副業」とサラリーマンは働き詰めになっちゃうわ!早く生産性の高いスキルを身につけなきゃ!
花子殿が言う様に今後は生産性が重要になってくるでござる。そのため,企業は社員教育にも力を入れていくと考えるでござる。
成長を感じられなくなった時,転職を考えるとも言うから企業の社員教育は大切でござる。拙者も前の藩では槍しか持たせてもらえなくて,弓の使い方を学べる藩に乗り換えたでござる。槍より効率的でござる。(生産的かどうかは・・・)
落ち武者殿,話を逸らすでない。
企業の教育について「リンクアンドモチベーション」の大手の契約が増えてきたと決算資料にあったでござる。
注視する必要がありそうね!
ご免・・・
まとめ
お主達,話をまとめるでござる。
1.まずは目につくところから,対処療法での対応がなされたでござる。
2.余力が出てきたところで,今後のことを考えて身の回りの対応をするわ(個人)
3.最後に個人で手が回らないところを含め,法人が大規模に動き出すでござる。
有価証券の取り扱いにはリスクが伴うでござる。最終的な取引はご自身の判断と責任においてお願いするでござる