問題提起:情報収集プラットフォームのstranger
皆さんは情報収集をどのように行っていますか?
新しいモノ好きで刺激中毒な私は,頻繁にニュースインプットの媒体を変えて来ております。最近はyoutubeでの情報収集(垂れ流し)も好んで行いますが,今回は「読む」ことに特化して整理しましょう。
スマホ,タブレットを前提として,これまでに私が日常利用してきた(している)主なプラットフォームは次の通りです。
- スマートニュース
- グノシー
- Google news
- 日経新聞(日経電子版アプリ)
この中で4日経電子版アプリを除いた全てが基本無料で利用できます。 情報の質はもちろん日経電子版が圧倒的に高品質で申し分ないのですが,アプリで使うにはなんかワンテンポ遅いんですよね,ロードが。私は速度礼賛社会の犠牲者ですので,ロード遅延に関する負の感応度はめちゃくちゃ高いのです。
日経電子版はこれからも有料会員として購読し続けますが,ちょっとした隙間時間に気軽に(そして楽しく)情報収集するためのプラットフォームを探していたわけです。
1-3はそれぞれ,キュレーションツールとして有名ですが,次のような問題点が出てきます。
無料キュレーションアプリの問題点
1. ごちゃごちゃしている。広告や有料記事へのリンクがうざい。
スマートニュースやグノシーは早々に使うのをやめたのですが,その理由は,「ノイズが多い」に着きます。クーポンがついていたり,好きなニュースチャンネルを選択できたり,まあ「便利な気」はする。
しかし,あくまで「気がする」だけで,欲しい情報にアプローチするまでにいらない広告や(しかもニュース記事に擬態したもの)や,同じようなニュースの重複があって,時間の浪費感を強く感じました。
さらに,「続きは有料会員で」とか,外部リンクを見ないと画像が見れないとかアプリの中で完結しない記事とかがあると,そのジャンプの時間もなかなか不毛に感じるとともに,アプリの存在意義に疑問を感じることになってしまいます。
- 特に,芸能人がインスタを更新!で,元記事にアクセスが要求され,インスタのリンクもない,みたいなニュースは特にその存在意義が疑われます。。。笑 まあそもそもそんな記事を見なければいいんですけど・・・あるとつい見てしまうのです。笑
また,PV稼ぎが第一義的にあって,見出しと本文がブレブレだったりとか。。。 まあ,無料配信型の収益構造を考えると,PVを稼ぐ,広告収入が主なのでしかたがない側面はあるんですけどね。。。
一方でこんな取り組みにはとても期待しています。
2. 望まない「AI学習」。
不倫ニュースとか,某インペリアルなお話とか,私の人生には何の影響もない(しかしちょっと面白い)ゴシップニュースの沼に入ってしまうと,AIはそれを学習し,どんどんそれらの情報をおすすめしてきます。読んでいる時はまあ楽しいけれど,ふと冷静になった時の三井寿感。
「俺はなんて無駄な時間を過ごしていたんだ」
3. 情報ソースの信頼性。
フェイクニュースの話は世界的も有名でしばしば議論になりますが,情報の出所が不明なニュースがあるんですよね。事情をよく知る関係者って誰だよ,的な。
とまあ,無料のモデルには限界があるわけで,必要な高品質の情報に効率よくアクセスすることから得られるのならば,多少の支出はあってもいいのではないかと思い始めた今日この頃なのでした。
それと同時並行で,垂れ流しで聞いている某YouTuberの影響を強く受け,近頃はウォール街界隈の第一次情報に英文で触れてみたいなと思う欲望が強くなってきておりました。そんなところから,
「質の良い情報に,ストレスなく触れられるようになりたい」
と思い,あれこれと調べているうちに,Newspicsがちょうどいいな,と思ったわけです。
Newspics(プレミアム版)のいいところ
1. 質の高い情報
何よりも大切だったわけですが,picksのシステムによれば,「人力のキュレーション」がなされるわけです。picksは「いいね!」のようなみたいなリアクション装置で,これが多い記事(かつ望めば希望するジャンルの記事)を拾ってきてくれるわけです。
また,下記の画像はLINEの合併に関する上場廃止のニュースに対する,LINE買収企業に対する川邊さんのリアクションです。IT業界ゆえなところもあるかもしれませんが,このようなコメントの鮮度とバリューは相当に大きいモノなんじゃないかなと思います。
他には,SNS的な運用方法として,気になる人(ビジネスマンアカウント)をフォローすることもできますが,情報が偏りそうなので僕は慎重に行おうと思っています。
2. WSJ読み放題
Newspicsのフィードに上がってくる情報だけではなく,WSJのオンラインアカウントを取得できます。そうすればWSJのWEBページから英文記事にもアクセスすることが可能になるわけです!WSJは月額1,999円で読み放題ですが,newspicksならなぜかそれより安く購読できます(1,500円)
素晴らしい!
3. オリジナルコンテンツ
Horiemon oneとかは有名ですね。垂れ流し動画のオプションが一つ増えたと考えると嬉しいです。